鉄板再生計画 キャンプ場で拾ったもの、その正体は・・・

キャンプ道具

錆と焦げ付きの酷いBBQ用の鉄板を再び使用できるレベルに再生できるかを実際に試して検証してみました。かなり綺麗に再生できることが分かりました。

事の始まりは、あるキャンプ場でテント設営中、ペグを打とうとして見た地面に半分埋まってる何かが目に付いたこと。

掘り返すと出てきたのは手のひらぐらいの大きさの薄い板状のもの、泥だらけだったけどすぐに何かは見当がついた、そう、100均のミニ鉄板。誰かが落としたんだろうけど、半分埋もれてたし錆びてるし、汚れ具合からいって、昨日、今日、落としたものじゃないのは一目瞭然。いま周りにいる数組のキャンパーさん達のものではなさそう。
このキャンプ場は無料で開放されていて管理人は居ないし落とし物を届ける管理棟とかは無い、てか落とし物というより見た目は使い物になりそうもない、もはやゴミ。でも一度拾ってしまった手前、朽ちて自然に戻ることのない人工物をこのまま放置してくのは気が引けたので、ゴミ拾いしたつもりで持ち帰った。

帰宅後、普通なら燃えないゴミとしてポイだけど、このときふと頭に浮かんだのがエヴァンゲリオンの曲と「人類補完計画」、じゃなくて「鉄板再生計画」(笑)
私は、鋳鉄製のダッチオーブンや、フッ素加工等の表面処理がなされていない鉄製のフライパンが好きで何個か所有している(関連記事はこちら)。
もちろんちゃんとメンテナンスしてるんで錆や汚れは無い、でも、もし錆びてしまった場合、どんな方法で、どの程度まで元に戻せるのか? が以前から気になっていた。気になってはいたけれど、自分の大事な道具をわざわざ錆びさせて試す気には到底なれなかった。
いま、目の前に汚れて錆び付いた鉄板がある、小さくて扱い易いし、捨てるつもりで拾ってきたモノだからダメ元で試してみるには絶好の機会ではないか、よし、やろう!

まずは水でざっくりと全体の泥を洗い落とす。次に水洗いじゃ落ちない油汚れ的なものを洗剤を使って落とす。普通のメンテナンスでは使用後の鉄板を洗剤で洗うのは必要な油の被膜まで落としてしまうためNGだけど、今回はフルリセットなんで気にせず泡だらけにしてゴシゴシ洗う、これで表面的な汚れはほぼ除去できたはず、ここまでは簡単。

手強いのはここから、赤錆と黒い焦げ付きが酷い。重曹を溶かした水を入れた鍋に鉄板を浸して火にかけ10分くらい煮沸する、重曹で発生する泡の力で錆と焦げを浮かせる作戦。お湯に汚れが浮いてきたので効果はあったみたい。でも、まだまだ錆も焦げも付いてる、指で触ると全体的にザラザラだし、はっきり分かるデコボコもある。

次はスクレーパー(金属のヘラ)でデコボコ部分をガシガシ削る、すると2,3㎜の黒い固まりがいくつもポロポロと剥がれた、これはたぶん焦げが剥がれ落ちたんだと思う。剥がれた部分は鈍い銀色が見える、やっと鉄の地肌に辿り着いた。でもね、スクレーパーで落とせたデコボコ部分は鉄板の全面積のせいぜい2割ぐらい、残り8割ぐらいは赤黒いザラザラに覆われたままで、これはたぶん錆なんだろうなぁ。

ここからは先は根気勝負、スコッチ・ブライトというシート状のナイロンたわしでひたすら擦って錆落とし、ゴシゴシ、ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・、テレビ見ながらだけど、手を動かし続ける。
えー、約20分ぐらい頑張り全体の下地が見えるまで錆を落とせた、縦9㎝×横13㎝ぐらいの小さな鉄板なんだけど結構時間かかった。
しかし終わったのは鉄板の表面、つまりやっと半分、裏面も同じ作業が残ってる。

さあ、裏面もやりますか。
スクレーパーで大きめのデコボコを削って、またスコッチ・ブライトで錆落とし。ざっくり錆と焦げを落とすと、鉄板のほぼ中央になんか文字が見える。その辺りを集中的に擦ると、おお、見たことあるブランド名が刻印されてる。さらに右下部分にも別の刻印があるみたい、俄然やる気がでてせっせと擦るとこんどはあのアウトドア雑誌の刻印が見える。

100均のミニ鉄板じゃないことが分かったんで、金属磨き用のリキッドとメラミンスポンジで綺麗に磨くと、現れた刻印は、

アウトドア雑誌ビーパルの付録だった笑’s製のミニ鉄板でした!

拾った時は100均のだと思ってたし、ほんの思い付きで始めた作業なんでブログ記事にするつもりもなく、写真は気付いてから撮ったこの2枚だけ。コレが出てくるんなら、今更だけど拾った時の錆だらけの状態から、再生作業の途中経過の写真も撮っておけば良かった、残念。

でも、錆や焦げ付きがかなり酷い状態からでも、時間をかければけっこう綺麗に再生できることが分かったし、思いのほか良い鉄板だったのでやってみて良かった。
この鉄板は、今後、しっかり使いこんで黒光りする鉄板に育てていこうと思います。

読者の皆様も、もしお手持ちの鉄板やフライパンが錆付いてしまったときは、ここに書いた方法を参考に復活させてみてくださいね。

 

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